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ひかり電話にするメリット・デメリット ~法人の電話回線選び~

ひかり電話って?

「ひかり電話」とは、NTT東日本および西日本が販売するIP電話サービスの商品名です。
従来の電話回線と異なり、光ファイバーを利用することにより、音声をデータ化(パケット化)することでネットワーク(IP網)を経由して音声通話を実現します。

音声での通話は通常のデータと違って、リアルタイムに通信を行う必要があります。
ひかり電話は高速な通信回線をバックボーンにして、音声データの優先度、品質をしっかりと考慮してサービスを提供しているので、安心してご利用になれます。

また通常の、IP電話と比べ、通話音質と安定性が優れているのが特徴です。

ひかり電話のメリット

基本料金が安い

例えば、フレッツひかりのひかり電話オフィスA(エース)だと、1回戦あたり1,155円です。
一般電話回線の月額基本料金は事業所用のアナログ回線であれば1回線あたり約2,500円、INS64回線であれば1回線あたり約3,400円となっていますので、基本料金だけでも大幅な経費の削減が可能になります。

通話料金が安い

ひかり電話は一般電話回線よりも通話料金が安く設定されています。ひかり電話は一般電話回線よりも通話料金が安く設定されています。

固定電話への通話料は全国一律8.4円(3分)
携帯電話への通話料は16.8円(NTT、1分)
18.375円(他社、1分)となっています。

国際電話への通話料はアメリカ本土が9円/1分、中国が30円/1分となっており国際電話の利用が多いお客様には通話料金のメリットがさらに大きくなります。

現在の番号をそのまま利用することができます。

ひかり電話は、一般電話回線の電話番号をそのままご利用することができます。

(ただし、他社で新規に電話番号を取得された場合はひかり電話にそのまま移行することはできません。)

ひかり電話のデメリット

アダプタの故障が多い。

NTTが頻繁にファームウェアをアップデートするので、バグが含まれる場合などは、通話に支障をきたす場合があります。

停電後に通話でいないことがある。

停電後に設定をしなおさないと、通話が出来ないケースがあるようです。

NTT以外のフリーダイヤルには電話できない。

メリットも大きいですが、デメリットも現段階ではまだあるようです。
ただ、アナログ回線と併用することで、大幅なコストの削減に繋がることは間違いありません。

規模に応じたサービス

ひかり電話はご利用のお客様に応じて大きく4つのサービスに分けられます。

もし、ひかり電話の導入を検討してらっしゃる企業様がいらっしゃいましたら、お気軽に早川電気通信までご相談ください。
御社にとって最適な導入方法のご提案をさせていただきます。

ひかり電話・ひかり電話A(エース)

  • 最大同時通話数:2通話(複数チャネル利用時)
  • 電話番号数:5番号(追加番号利用時)
  • 月額料金「ひかり電話」:525円
  • 月額料金「ひかり電話A(エース)」:1575円
主に一般家庭用のサービスになりますが、2通話・5電話番号まで対応可能ですので、SOHO等の小規模事業所のお客様にも十分にご利用いただけます。

ひかり電話A(エース)は月額料金が通常のひかり電話よりも高く設定されておりますが、様々なサービスが含まれています。
  • 504円分の無料通話(1ヶ月繰越可能)
  • ナンバーディスプレイ
  • ナンバーリクエスト
  • 迷惑電話おことわりサービス
  • ボイスワープ
  • キャッチホン
  • 着信お知らせメール

ひかり電話オフィスタイプ

  • 基本通話数:3通話(複数チャネル利用時最大8通話)
  • 基本電話番号数:1番号(追加番号利用時最大32番号)
  • 月額料金:1365円(3通話、1電話番号時)
  • 月額機器利用料金(4チャネル対応):1050円
  • 月額機器利用料金(8チャネル対応):1575円
基本契約で1電話番号、同時通話3通話まで可能なので、小規模事業所のお客様には導入しやすい手頃なサービスとなっています。

同時通話数が3通話では足りないのであれば、付加サービスの「複数チャネル」を利用することで、最大8通話まで通話数を増やすことができます。

電話番号が1つで足りないのであれば、付加サービスの「追加番号」を利用することで、最大32電話番号まで取得することが可能です。

ひかり電話オフィスA(エース)

  • 月額料金(1契約ごと):1155円(1電話番号、1通話)
    →最大300電話番号、100通話まで契約可能
  • 月額機器利用料金
    (4チャネル対応):1050円
    (8チャネル対応):1575円
    (23チャネル対応):5670円
    複数機器対応アダプタ(32チャネル対応):1050円
    複数機器対応アダプタ(100チャネル対応):5670円
「ひかり電話オフィスタイプ」の拡張版が「ひかり電話オフィスA(エース)」です。
「ひかり電話オフィスA(エース)」は最大100通話、300電話番号まで取得可能なので、小規模~大規模の事業所様まで柔軟な契約をすることが可能です。

「ひかり電話オフィスA(エース)」は「ひかり電話オフィスタイプ」と異なり、基本サービスとして次のサービスが最初からご利用可能で、利用料金は月額料金に含まれています。
  • グループ通話定額(料金サービス)
  • ナンバーディスプレイ
  • ナンバーリクエスト
  • 迷惑電話おことわりサービス
  • ボイスワープ
  • テレビ電話
  • 高音質電話
  • データコネクト(データ通信)
「ひかり電話オフィスA」はグループ通話定額が最初からサービスとして含まれているので、複数拠点の事業所全部を「ひかり電話オフィスA」で統一して、グループ登録することで、事業所間のひかり電話での音声通話を無料でご利用になれます。
(ただし、NTT西日本エリア内、NTT東日本エリア内に限ります。(東西間は不可))

ひかり電話ビジネスタイプ

  • 月額料金(1通話):840円
    →最大600通話まで対応可能
  • 月額料金(1電話番号):105円
    →番号数は無制限
  • 月額機器利用料金
    宅内装置(CE)利用料:1995円
    (4チャネル対応):1050円
    (8チャネル対応):1575円
    (23チャネル対応):5670円
「ひかり電話ビジネスタイプ」は複数拠点の事業所を展開されている事業所様を主なターゲットとしており、同一の契約者グループ間での通話が無料でご利用になれます。
(ただし、NTT西日本エリア内、NTT東日本エリア内に限ります。(東西間は不可))

最大で同時通話600通話まで、電話番号は無制限に導入できるので、大規模な事業所でも対応可能となっております。
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